今年のお正月も昌子先生の実家旭川に帰省していたのですが、
前回のブログでもご報告しましたが、北海道は大雪に見舞われました。
１月３日、４日とJRは旭川―新千歳間が不通で、４日１８：００にようやく特急が動き出しました。
地元の人も、「何十年と住んでるけどこんなの大雪見たことないとない」とおっしゃっていました。
４日は 朝からホームに並びました。
なんとかして４日昼過ぎまでの電車に乗らないと４日中に大阪に戻れないのです。
始発は１０：００だったのですが、吹雪で信号が見えないやら除雪が遅れているやらで、
何度も電車が運休になり、結局、電車が旭川駅に到着したのは１８：００でした。。
並ぶのをやめるわけにもいかず、氷点下１５℃の中ずっとホームに並んでいました。
１回の電車ではとうてい乗り切れない数の人々が電車を待っており、並んでいないと電車に乗れないからです。
それにこの雪じゃいつまた運行中止になるかもしれません。
なんとか電車に乗ることができ、遅れながらも電車は進んでいきましたが・・・
結局４日中には大阪に戻ることができず、５日午前は臨時休業になってしまいました(涙)
それにしても今回の寒さ、ほんとにきつかったです。
服を何枚も重ね着し靴下も重ねて履き、背中にも足先にもカイロ貼りましたがあんまり効果がありません。
体を温める附子製剤を飲みたかったのですが、
残念ながら持っていませんでした(涙)
カバンを探すと、かろうじて葛根湯がありました。
葛根湯は葛根、麻黄、桂枝、生姜、炙甘草からなり辛温解表剤に分類されます。
風寒の邪による症状(悪寒、発熱、頭痛、身体痛、無汗など)を改善し、風邪の引き始めなどに使う漢方薬です。
麻黄と桂枝が協力して風寒の邪を発散させるように働きます。
氷点下１５℃の寒さと冷たい風が吹きつけ、風寒の邪が体の中に入らないように３時間おきに葛根湯を服用しました。
おかげで寝込むことなく持ちこたえました。
漢方の力って偉大ですね。
そのよさを少しでもお伝えできるように頑張っていきたいと思います。
旭川の写真です。こんな感じでした。
道路はこんな感じです。除雪は常にされています。
初詣に行った神社です。今年はお参りするのも一苦労でした。
運休路線のホーム。ものすごく寒いです。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西３丁目５７番２０号ピアパレス王子１０１
問い合わせ：０６－６８１６－９６７７
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