先日、大阪大学などの研究チームが
「加齢に伴う体内時計のリズムのずれが不妊症につながることがマウスを用いた実験でわかった」と発表しました。
体内時計を狂わせた生後8~12か月(人間の30代半ば~40代)のマウスを箱の中で飼育したところ、
妊娠成功率が10%でしたが、体内時計のリズムを調節すると妊娠成功率が70%に上がったそうです。
一方、若いマウスで同じ実験を行ったところ、体内時計を狂わせたままでも高い率で妊娠したそうです。
結果として、加齢に伴って体内時計を調節する機能が衰え、
脳の神経細胞から排卵の指示を出すタイミングもずれて不妊につながる可能性があるとのことでした。
東洋医学では、いい時間に睡眠をとることは、妊娠能力をつかさどる「腎」の力を回復させると考えます。
子宝についての相談の際は、生活習慣、とりわけ睡眠については必ず説明しますし、
睡眠習慣の良くない方には毎回寝る時間についてうかがうこともあります。
今回、睡眠が妊娠に及ぼす影響について科学的に明らかになりましたが、
睡眠については前々からお伝えしてきたことで、睡眠以外にも生活習慣全般が妊娠に大きく影響しています。
漢方薬局柚花香房では、日々の生活を本来の自然に近い状態に戻すことによって体を整え、
漢方で妊娠力を上げることによって妊娠しやすい体を作ることができると考えています。
本日もお二人の40代の方よりご妊娠の報告を頂きました。
マウスの妊娠成功率が10%から70%に上がったように、
生活習慣を整え、漢方で体を高めることにより40代でも妊娠は可能だと考えます。
相談では少し厳しめのお話もさせていただきますが
一人でも多くの方が元気な赤ちゃんと出会えるよう
色々お伝えしていければと思います。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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