「仮面うつ病」、最近ちょこちょこ見かけますが、どのような病気なのでしょうか?
ネットなどで各クリニックのホームページを調べると、
おおむね下記のような感じで書かれています。
「精神的な症状よりも身体的な訴えが前面にでるために、うつ病が覆い隠された状態」
うつ病だが他の症状が多いためうつ病とはわからないで見過ごされてしまうとのことから、
仮面とついたのではないかと推測されます。
東洋医学的に言うと「うつ」というのは一般的に肝気鬱結、心血虚の状態が多いです。
最初はやる気がない、イライラする、不安感があるなどの症状ですが
状態が悪化していくと、 頭痛、めまい、不眠、倦怠感、動悸、多夢、
胃痛、下痢、食欲不振、生理不順、PMSなどの症状が起こってきます。
東洋医学は何が原因で症状が起こっているのかを考えるので、
きちんと原因を把握し、弁証論治を行うことで精神症状も身体的症状も良くなっていきます。
友人の精神科医の話では、臨床の場ではうつ病の人は少なく
うつ傾向にある人が圧倒的に多いのだそうです。
最近どこの職場も人員不足で負荷がかかりストレスいっぱいのお父さん、
仕事が終わってから家事・子育てと息つく暇もないお母さん、
皆さんうつ傾向になりやすい世の中です。
ひどくなる前に漢方薬で心を楽にして、毎日をコントロールされるのがおすすめです。
日々のストレス疾患の予防としては、漢方薬を長期間服用を続けなくても
しんどい時期だけ漢方薬の力を借りるといった飲み方でもよいかと思います。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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