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アンチエイジングの漢方でお腹を壊す?

 

 

漢方薬は身体の不調を改善するだけでなく、お肌の調子を整えたり、アンチエイジングの効果を持つものがあります。

病院でアもンチエイジングに良いと漢方薬を処方される事もあるようです。

八味地黄丸や六味地黄丸が商法されることが多いようです。

ただ身体に合う人は問題ないですが、万人に合うものではありません。

先日、病院からアンチエイジングの漢方を出されているけど飲んでから、胃腸の調子が悪いという方が来局されました。

 

八味地黄丸:(地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、牡丹皮、茯苓、桂皮、附子)

六味地黄丸:(地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、牡丹皮、茯苓)

 

例えば、胃腸が弱い方だと配合されている地黄の影響で下痢や軟便、胃が重たいなどの症状が出てしまいます。

生地黄であっても熟地黄であっても合わない人はいらっしゃいます。

また、八味地黄丸は六味地黄丸に附子、桂皮を加えた処方で腎陽虚で冷えやすい方の処方です。

火照りやすい、暑がり、空咳などの症状がある場合は合わない可能性が高く、更年期の女性の方には合わない方が多い処方です。

 

副作用が少ないと言われている漢方薬ですが、きちんと体質に合わせて飲んでいく事が大切です。

胃腸に優しいアンチエイジングの漢方もありますのでご相談ください。

 

漢方でできるアンチエイジングの例

血流を良くしたり、皮膚の乾燥を改善して肌の状態を改善

薄毛が気になるへの育毛・増毛

骨粗鬆症の予防・骨密度の改善

免疫力を高める

 

 

 

執筆者 

井上 昌子

薬剤師、国際中医師、アロマセラピスト

 

 

 

 

 

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