2月と言えばまだまだ寒い日が多いですが
暦の上では2月4日立春から春が始まります。
気温も低く服装も冬の格好ですが、体の中は2月4日を境に春仕様に変わっていきます。
イライラ、気持ちの高ぶり、うつ、不安症、無気力などの精神症状が強くでます。
その他にも不眠、めまい、動悸、胸苦しさ、胃痛、のどのつまり、頭痛、肩こり、PMSなど様々な症状が出てきたり、きつくなったりします。
春は冬の間眠っていた万物が生長・発育・成長していく時期に入り、植物は芽を出し、花が咲き、動物たちが外に出ていくようになります。
冬の間、内にこもっていた体の陽気が盛んになり、心身の働きも活発になります。また「肝」も盛んになり、自律神経が高ぶってきます。
この季節の変動にうまく対応できないと、心と体の不調が出やすくなります。
朝は早起きしてゆったりと散歩し春の陽気に合わせていきいきと活動し、伸びやかに過ごすのが春の養生法です。これに反すると、「肝」を傷つけてしまいます。
色々なことを悩んだり考えすぎたりせず、リラックスして楽しく過ごすことが大切です。
お天気のいい日には緑の多いところを散歩しましょう。歩くことによって気が巡り自然のよい気が入ってきます。日の光を浴びることも大切で、日の光を浴びながら背伸びをしたりすると体の気が発散されていきます。
美味しいものを食べたり遊んだり、笑顔になるような楽しい時間を持つようにしましょう。
感動する映画などを見て泣いたり、身近な人に「ありがとう」とお礼をいったりするのも気が発散され巡りが良くなるのでおすすめです。
また食べ物では紫蘇、セロリなどの香り野菜や柑橘系の果物をとるとよいでしょう。
貴文
漢方薬局 柚花香房
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