


春は気温の変化が大きく、寒くなったり暖かくなったり、日によって大きな差があります。
春がくるのはうれしいけれど、体が気温差についていかないと言うお声もよく耳にします。
そして春は東洋医学では風邪(ふうじゃ)の影響を受けやすい季節です。
風邪は、漢方で病気の原因とされる6つの外因「風・寒・暑・湿・燥・火」のひとつです。
風邪(ふうじゃ)は体の上の部分に症状が出やすく、風のように変化が激しく、急に症状が出たりなくなったり場所が変わったりなどの特徴があります。
風邪(ふうじゃ)によるトラブルは色々ありますが、春は花粉症や肌荒れ・皮膚の痒みなどアレルギーの症状でお悩みの方が多くなります。
また春は五臓では肝に属し、自律神経のバランスが乱れやすい季節でもあります。
その上卒業、入学、就職、転勤、引っ越しなど環境が変わり心身に負荷がかかりやすい時期。
めまい、眠れない、イライラ、不安感、PMS、更年期の症状の悪化など人によって様々な症状が出ます。
辛いものや油っぽいものを食べ過ぎない(胃腸に負担がかかったり熱がこもってしまう)
ストレスを溜めないようにする
軽い運動をする(太陽が出ている時に散歩するのがおすすめです)
皮膚の痒みある方はシャワーや入浴時の水温に気をつける(あまり温度が高いと皮膚の痒みや赤みが悪化しやすいです)
旬の野菜、解毒の働きのあるもの
たけのこ、菜の花、小松菜 新キャベツ、新玉ねぎ、セロリ、春菊など。
味付けはあっさりめにするのがおすすめです
春は皮膚トラブル、アレルギー症状、めまいや自律神経の症状などのご相談が多くなります。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。
また、春は解毒にぴったりの季節です。
体の解毒をして調子を整えたい方もご相談ください。
執筆者
井上 昌子
薬剤師、国際中医師、アロマセラピスト
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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