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間違った妊活・不妊治療(自然妊娠・タイミング)

 

 

当店では不妊・妊活相談に力を入れており

近畿圏はもとより、関東や九州など遠方からも相談に来られますが

いきなり漢方から子作りを始められる方は少なく

婦人科や不妊治療のクリニックで治療をされ

うまくいかないため当店に来られる方がほとんどです。

 

はっきり言います。

大多数の婦人科、不妊クリニックが

タイミング療法における夫婦生活の指示が間違っています。

もしくは全く指示していません。

なので妊娠確率の低い治療のまま数年治療を続けられている方も結構いらっしゃいます。

クロミッド、セキソビット、注射などで誘発をかけ卵胞が大きくなってきたら

この日にタイミングをとって下さいね、と言われます。

大抵1回もしくは2回です。

そしてタイミングの数日前に射精して精子の状態を良くすることも伝えていません。

これでは、精子と卵子が出会う確率は低く、かつ精子の状態も悪いため

妊娠する確率はだいぶ低くなります。

 

生産確率(出産にいたるまでの確率)が一番高いのは

排卵の2日前、その次が排卵の1日前と言われています。

そこに状態の良い精子が必要なのですが、

精子の生存期間は3日です。

それ以上経つと精子は死滅精子(非運動精子)となります。

死滅精子の割合の多い精液では妊娠確率は低くなります。

そのためタイミングを始める3日前には一度射精して質を高めておくことが大切ですが、

体外受精で採卵の時は、禁欲期間は3日にするよう指示があるのに

タイミング療法の時はほとんどのクリニックで指示がありません。

なので先生から伝えられた日だけタイミングを取っていたら

質の悪い精子でチャレンジすることになります。

排卵も注射を打っても人の体ですからずれる時もあり

タイミング回数が1回ならずれる確率はかなり高くなります。

そもそもの指示する日が間違っているケースもよく見られます。

ということで確率の低いままタイミングを取り続け月日が経ち、

本来ならば自然で妊娠出来ていたかもしれないのに

体外受精にステップアップしたり、そのまま諦めてしまったりというケースもうかがいます。

 

じゃあどうすればいいかというと

排卵の4、5日前から夫婦生活を始め、

少なくとも1日置きにとり高温期に入るまで続ける

ことです。

回数が増えるのは問題ありません。

そうすれば確率の高い日も逃さずに済みますし

精子の質も心配ありません。

 

本来、不妊治療にあってはこういう事実を説明する必要があるのに

薬だけ出して卵胞チェックしてこの日にタイミング取って下さいね~

みたいな治療が本当に多いです。

もちろんちゃんと説明されている先生もいらっしゃいますし

不妊治療の現状を危惧されている先生もいらっしゃいます。

あんまり批判めいたブログは書きたくないのですが

長年、不妊・妊活相談に携わってきて、

あまりにこのようなケースが多いので書かせていただきました。

 

私は不妊症だ、もう子供を授かれないかもしれないと思っていても

もしかしたら正しく頑張れていないだけかもしれません。

 

漢方で自然妊娠

 

 

貴文

 

 

 

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

漢方薬局 柚花香房

大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101

問い合わせ:06-6816-9677

 

 

 

 

 

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