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免疫系の着床障害が増えています。 ~体外受精・移植~

 

 

 

不妊・妊活の漢方相談を受けていて最近よく思うのが

免疫系の着床障害がとても増えていることです。

 

不妊治療における免疫系の検査では

抗核抗体、抗精子抗体、抗リン脂質抗体、ネオセルフ抗体、Th1/Th2比、NK細胞活性などがあります。

検査値に異常が見られない方、もしくは上記のような詳しい検査をされていない方で

移植時になかなか着床が見られない場合に

何種類かの漢方を組み合わせて免疫にアプローチする処方を組んでお渡しすると

今まで全く着床しなかったのがすんなりと妊娠するケースがとても増えています。

 

免疫異常が認められない原因不明の場合でも

免疫系の処方で着床率が結構上がっていることにびっくりしています。

免疫の検査値は短期間で変動するものもあり

検査時には問題がなくても移植の際には問題があるケースがあるのかもしれません。

なぜそうなるのかいくつかの要因は考えられますが

はっきりとしたことはまだわかっていません。

ただ免疫系の処方で着床率が上がるということだけはわかっています。

ストレスや生活環境が大きく関係している気はしています。

不妊症は西洋医学でもわかっていないことがたくさんあり

妊娠は突き詰めて考えるほどとても神秘的で奥深く感じます。

ちなみに誤解のないように書いておきますが免疫の処方とは柴苓湯ではありません。

 

着床障害が漢方で改善

 

貴文

 

 

 

 

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