2014.08.04

 

 

 

不妊症専門クリニックで治療をされている場合、

タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精など色々な方法があります。

個人個人のお体の状態や年齢、ご希望によって治療方法は異なりますが

タイミングや人工授精から体外受精にステップアップするきっかけのひとつとして

ご主人さんの精子の状態がよくないことがあげられます。

精子の数が少ない場合や運動率、正常形態率がよくない場合などがありますが、

現在、西洋医学においてこれらを内部的に改善する方法がはっきりと確立されていないので

必然的に外部的治療がメインとなってきます。

 

ご主人さんの状態が原因で体外受精にステップアップされる前に行って頂きたいのが

まず、精液検査を複数回受けること。

検査前の体調、睡眠時間、ストレスなどで検査結果はけっこう大きく変わってくることがあります。

初回の検査値がよくない場合、少なくとも２回,できれば３回は検査を受けて頂きたいですね。

精子についてですが、東洋医学には精子の状態に関する学問の分野があり、

理論、方法、症例ともにしっかりと確立されたものです。

漢方薬局柚花香房には奥様はもちろんご主人様のご相談も多くあります。

あくまで私どもの経験にはなりますが、精子濃度、運動率、正常形態率、奇形率などの値が

基準値の半分以下だったり一桁低い値までであれば改善されている方が多くいらっしゃいます。

それ以下になってくると、かなりの頑張りが必要になってきますが、

精子が全く見つからないのでなければ、改善の可能性もあります。

ただ、精子の状態に関して東洋医学が全てまさっているわけではなく、

閉塞性無精子症など西洋医学の治療を行うほうがよい場合もあります。

そういった場合は、男性不妊専門の先生をご紹介しています。

奥様のご年齢が高い場合や、少しでも早くご希望される場合は体外受精、顕微授精がよいと思われますが、

それ以外の場合や自然妊娠をご希望される場合は、東洋医学で治療されるのも一つの選択肢だと思います。

ネット上などでは補中益気湯やマカなどが話題になっているようですが、

男性不妊に用いられる漢方の種類はたくさんあり、お体の状態によって用いる漢方薬も変わってきます。

大事なことは自分の体にあった漢方を飲むことです。

お悩みの方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

貴文

 

 

 

 

 

 

漢方薬局｜大阪｜柚花香房

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