朝晩冷え込むようになってきましたね。
インフルエンザや風邪なども流行っていますので体を冷やさないように気をつけましょう。
寒くなり冷えると悪化しやすい疾患、症状があります。
膝の痛み、腰痛、神経痛、肩こり、頻尿、夜尿症、下痢や便秘や腹痛などの胃腸のトラブル、生理痛、しもやけなど。
冷えると血流が悪くなり、免疫力が下がります。
そこでお家で手軽にできる「邵氏温灸器」のご紹介をします。
邵輝医学博士により開発された「邵氏温灸器」はお灸と違い熱くなりすぎず、跡も残らず手軽に毎日の生活に取り入れる事が出来ます。
邵氏温灸器には、温灸剤をセットする本体、温灸剤、固定ベルトの他、ツボなどが載った温灸の本もついています。

温灸剤は、モグサに松節エキスとシナモンエキスが加えてあり、身体を温める効果が一層高められています。
温灸剤を銀色のツメ3本の間に取り付けて、火をつけます。
断面が十分に赤くなったら、胴体部分にカチッと音がするまで固定します。

私も寒くなったので久しぶりに温灸器を使ってみました。
いつも最初は両耳から始めます。
耳だけでもとてもリラックスして体もじんわりあったかくなりました。
それから、冷えやすいお腹のツボや風邪の予防に首の後ろも温めました。
寒い時期は、寝る前に温灸をすると体が温まりぐっすり眠れる気がします。
温灸をされる方は、お悩みに応じて自由に温める場所を選んだり、温めて気持ちが良いという場所を温めてみるのもよいと思います。
例えば、
頻尿や夜尿症であれば、尾骨の先端の”長強”というツボ
下痢しやすい場合は、おへその位置にある”神闕”というツボ
ホルモンバランスであれば、お腹の”神闕””関元”というツボ
腰の痛みに、腰陽関というツボや、腰の周り
自律神経の乱れが気になる方は耳のツボ
これから冬に向かってますます寒くなっていきますので、身体を温めて免疫力を高めていきたいですね。
邵氏温灸器は店頭で体験もしていただけます。気になる方はお声がけ下さい。
執筆者
井上 昌子
薬剤師、国際中医師、アロマセラピスト
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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