ストレスの多い現代社会において
心の病気で悩んでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
毎日色々な悩みがありますが、心のバランスを崩さないように
日々できることについて少しお話ししたいと思います。
①早く寝る
どの病気についても言えることですが睡眠はとても大切です。
なぜなら寝るのが遅かったり睡眠時間が少ないと、
東洋医学でいう「心陰」、「心血」が不足した状態になってしまいます。
わかりやすく言えば、心がとても弱った状態になります。
そうするといつもはやり過ごせていたちょっとしたトラブルや人の言動などが、
心にしっかりとダメージを与えます。
それによりひどく落ち込んだり、不安になったり、
また逆にものすごく煩躁したりしてしまいます。
②体を動かす
心の病気がある方は気が停滞していることがほとんどです。
体にストレスがかかると気が滞り様々な症状を引き起こします。
体を動かすことで気が巡るようになります。
ジムなどの室内で運動するよりも、外に出て体を動かしましょう。
動かすと言っても軽いランニングやウォーキングで十分です。
できれば緑が多いところで自然を感じながら歩きましょう。
植物はいい気を出しています。
また太陽に当たるのも大切ですので、可能であれば晴れた日の午前中に体を動かしましょう。
②6,7割の気持ちで頑張る
現代社会には様々なストレス要因がありますが、
ちょっとしたことでも自分の中でストレスを生み出してしまう方がいらっしゃいます。
とても真面目だったり完璧主義の方に多いです。
目標や目指すところが高いため、現状に不満を感じそれが体にストレスを与えてしまいます。
普段一生懸命頑張るのはよいのですが、
結果については6、7割うまくいけばいいやという心持ちでいて下さい。
生きていればうまくいかないこともたくさんあります。
それを毎回真剣に落ち込んでいては心が持ちません。
「だいたいできたらいいや」、「なるようになる」、「しょうがないか」
と思っていれば、そこまで心に負担もかかりません。
3つのことを取り入れていただくだけで、心の病気はかなり防げるのではないかと思います。
しんどいなと感じたら、少し一休みをして緑の中を散歩しましょう。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
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