結論からいうと、治ります。
発症してからの期間が早ければ、あっさり治ることがほとんどです。
不安神経症とは
ちょっとした心配事がひどく不安に感じたり、何もないのに漠然と不安になったりし、その不安がずっと頭を離れず残ってしまい日常の生活に支障をきたすことです。
過度の不安により様々な症状もでてきます。
動悸、胸苦しさ、ふるえ、しびれ
不眠、めまい・ふらつき、頭痛、肩こり
体のあちこちの痛みやだるさ、腹部の痛み
息苦しい、気持ちが落ち着かないなど。
心療内科で安定剤や抗うつ剤を処方される場合もありますが、薬をやめるのに時間がかかるのがネックです。
まずは早めに漢方を服用することで、根本的に体の中から良くなります。
加味逍遙散
抑肝散加陳皮半夏
柴胡疎肝湯
四逆散
柴胡加竜骨牡蠣湯
桂枝加竜骨牡蠣湯
帰脾湯
加味帰脾湯
苓桂朮甘湯
四物湯
黄連解毒湯
などです。
状態によって漢方を選ぶのですが、治すコツは2~3種類の漢方を合わせること。
体のバランスを整える漢方とストレスを和らげる漢方が必要なケースが多いです。
以前、他の漢方薬局で不安神経症が治らず相談に来られた方がいらっしゃったのですが、良くならないので5回ほど漢方薬を変更されていました。
全然良くならずお手上げ状態だったそうなのですが、当店では1番目に出された漢方と3番目に出された漢方を一緒にしばらく飲んでいただいたらすっかり良くなり、とても驚いていらっしゃいました。
どの漢方をどれだけ飲むか分量がきもなので単に足し算ではないですが、体に合ったものを飲むことで不安神経症は良くなります。
この症状にはこの漢方というように、単純な病態の患者さんはあまりいらっしゃいません。
たいてい複数の原因があり絡み合っているのでそれを見極めることが大切です。
1月も後半になり、立春が近づいてきました。
春は精神的な調子を崩しやすい季節です。
調子を崩したと思ったら我慢せず、早めにご相談下さいね。
執筆者
井上 貴文
薬剤師、国際中医師、統合医療生殖学会学術理事
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
Category
うつ・不安・パニックTOP