【30代後半 女性】
不妊治療専門クリニックで2年間体外受精を頑張っておられましたが
出産には至らず遠方より相談に来られました。
子宮内膜症、抗核抗体陽性、AMH0.76、FSH26~27、血液凝固因子低活性など
妊娠を妨げる要素はたくさんいくつもありました。
東洋医学的に診ても体が弱く
冷えがきつい
顔が青白く太れない
疲れやすい
胃腸が弱い
足のむくみが強い
耳鳴りや目の痙攣がよくある
疲れると関節が痛くなる
PMS症状がひどく出る
生理痛、排卵痛がある
など書ききれないくらいの不調がたくさんありました。
そこでまずはしっかりと体を整えることを中心に処方を組み
同時に妊娠力をつかさどる「腎」を強くする補腎剤をお渡ししました。
半年かけて不調が一つ減り二つ減りとだんだん体力がついてきました。
その頃に採れた卵を移植しましたが、胎嚢までは確認できましたが
残念ながら流産してしまいました。
卵の質を上げる漢方に一部変更し漢方を続けると
次の採卵で胚盤胞が凍結でき、グレードはDとあまりよくありませんでしたが
移植するとHCGの値もしっかり出て無事妊娠。
その後しっかりと流産予防の漢方を続けていただき
心拍も確認でき無事安定期も越えられ
もうすぐ出産を迎えられます。
カテゴリー:不妊症
漢方薬局 柚花香房
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