


慢性腎臓病とは「CKD」とも呼ばれ、原因となる病気にかかわらず腎臓の機能が慢性的に低下する病気の総称です。
糖尿病性腎臓病、IgA腎症などの慢性糸球体腎炎、高血圧による腎障害(腎硬化症)、多発性嚢胞腎など
慢性腎臓病の原因は多岐にわたりますが、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病によるものが増加しています。生活習慣病への誘因として糖分、塩分、脂質の過剰な食生活があります。その他肥満、喫煙、飲酒、運動不足、ストレス、サプリやプロテインなどとの関連も指摘されています。
eGFRは腎機能を評価する上で最も信頼性の高い指標の1つです。慢性腎臓病(CKD)の診断や重症度分類に用いられます。100を正常値として、この値が低いほど腎臓の働きが悪いということになります。60未満で腎機能低下と判断され、15未満だと末期の腎不全で人工透析や腎移植の準備が必要となります。
慢性腎不全を完治させる薬はなく、腎不全の進行を遅らせ少しでも透析治療に進ませないようにすること治療目標となります。
2023年現在透析患者数は約34万人と言われています。人工透析とは、正常に働かなくなった腎臓の代わりに、人工的に血液中の余分な水分や塩分、老廃物を取り除き、血液を浄化する治療法です。人工透析には「血液透析」と「腹膜透析」の2種類があります。血液透析はダイアライザという装置に血液を通して浄化する方法で、腹膜透析は自分の腹腔内に直接透析液を入れ貯留中に腹膜を通して血液を浄化する方法です。透析をされている9割以上の方が血液透析で、自宅で行えないため週3日3~5時間の通院が必要です。体重管理や水分管理、食事療法も大切になってきます。
東洋医学では腎臓は五臓の一番常用な臓器である「腎」がつかさどると考えます。「腎」は腎臓以外にも、骨や骨格、生殖機能、耳などをつかさどります。そのため、腎機能の低下がみられる方には腰痛や関節痛、尿のトラブルでなどのお悩みを抱えていたりするケースが多いです。腎機能低下を改善する本治(根本の治療)は補腎、すなわち腎を補うことです。腎を補うことで腎臓を強くしていこうという治療です。そして標治(症状の治療)として腎臓の機能改善として去湿、解毒、活血化瘀、清熱涼血などを行います。それとともに養生、いわゆる生活習慣を変えることで腎機能の回復を図ります。
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腎臓について悩やまれている方が近年増加しており、慢性腎臓病の方は1300万人以上いるとされています。慢性腎臓病が進行すると腎不全に至ります。腎機能が低下すると現代医学では元に戻ることはないと言われており、進行が止まらない場合は腎臓移植や人工透析が必要になります。東洋医学は古くから「腎」についての造詣の深い学問で、「腎」に対する捉え方や治療についても長い時間考えられてきています。古来から伝わる知恵で腎機能の悪化を食い止め改善を目指しましょう。