


先週末、お二人の方からご妊娠の報告をいただきました。 お二人ともタイミングをとり始めてから2周期目で自然妊娠。 おひとりの方は、二人目のお子さんを望んでに妊活。 お一人目も漢方飲んで授かられました。 お二人目の方は体外受精で授からず、一旦体作りをとのことでご来局。 体外に向けての体作りのはずがすぐに自然妊娠。 お二人とも早くの妊娠にびっくりしておられました。 妊娠されたお二人には3つの共通点がありました。 一つめは漢方の飲み始めからしっかりとタイミングを頑張られたこと。 相談の際、妊娠しやすいタイミングの取り方もお伝えするのですが、なかなかその通りに頑張られる方は少 ・・・
まだ6月なのに暑い日が続いています。 急に暑くなると体が暑さに慣れていないので不調が出やすくなります。 暑くなると漢方相談でお伺いする事が増える症状は 夜眠りづらい 汗が大量に出て体がだるい 食欲がない 下痢や軟便 めまい むくみ 尿のトラブル ほてり 皮膚トラブル などです。 暑い時期は、屋外の暑さと冷房で冷えた屋内との気温差で自律神経のバランスが崩れやすくなります。 また、心臓に負担がかかりやすくなり、動悸やほてりが出やすくなるいう方もいます。 漢方薬では気や陰を補うには生脈散や清暑益気湯、 冷たいものの取り過ぎで胃腸の調子を崩した時に藿香正気散、 血 ・・・
クレアチニンを下げるには? 腎臓の機能を良くするためにできることは色々ありますが、もっとも大切なことは睡眠です。 東洋医学で考えると、腎臓は「腎」がつかさどります。 東洋医学の概念では、「腎」は腎臓以外にも、骨や生殖機能などもつかさどります。 「腎」は成長ともに強くなり、老化とともに衰えていきます。 そして1日単位で考えると、毎日朝起きて行動することにより「腎」は消耗し、そしてしっかりと睡眠をとることにより回復します。 毎日がその繰り返しです。 そのため、睡眠時間が少ない、夜遅くに寝る日々を繰り返していると「腎」の回復が少なくなり、積もり積もっていくと腎臓の機能低下 ・・・
関西も梅雨入りしましたね。明日は大雨が降るようです。 梅雨から夏にかけてはじめじめして湿度が高くなり、また最近は温暖化のため梅雨でも夏のように暑さが厳しく、湿と湿熱の邪による影響を受けやすくなります。 外の湿度が高く、さらに冷たい飲み物や食べ物、甘いものなどをとりすぎたりすると、体の外からも内からも余分な湿が溜まりがちになります。 それに熱が加わると湿熱となりさらに不調が出やすくなります。 この時期は、体の中に余分な湿をためこまないようにするのが大切になってきます。 湿邪による影響 食欲不振 吐き気 胃のもたれ 頭重感がある 体がだるい、重い おりものが多い むくみ ・・・
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季節の養生法
逆流性食道炎で病院から胃酸を抑える薬などを処方され、毎日飲んでいるけれどなかなか良くならないというご相談をお受けすることがあります。 逆流性食道炎の症状には、 胸焼け 胸がムカムカする 酸っぱいものが上がってくる感じがする ゲップ 喉の違和感 胃もたれ 胃が重い などがあります。 こういった症状がない、または気付かないけれど、逆流性食道炎と診断される方もいます。 病院の薬も飲んで食事も気をつけているのになかなか良くならない時に多いのが、原因のひとつにストレスがからんでいるケースです。 職場などの人間関係で悩みがあったり、家族の心配事があったり、引っ越し等で新しい環境に慣 ・・・
もうすぐ人工透析、そろそろ人工透析と言われたら・・・ 結論から言うと、腎臓病の相談をされているお近くの漢方薬局、相談薬局に行ってみて下さい。 もしかしたら腎機能が上がって人工透析をしないで済むかもしれません。 日本では40年前と比べると透析患者数が約5倍になっています。 一度人工透析を始めると基本的にはやめることはできないとされ、人工透析を始めると日常生活がこれまでと変わり負担も大きくなります。 腎機能をはかる検査値としてはクレアチニン、eGFRなどがありますが、より正確な判断をするためにeGFRが推奨されています。 この値がステージ4である15~29となれば、腎臓 ・・・
病気や症状への過度な心配や不安から体調を崩す方がおられます。 たとえば、お腹が痛かったりするとすぐ大腸ガンじゃないだろうかとか考えたり、日常のちょっとした症状で大きな病気を疑う方がいらっしゃいます。 また軽い痛みなども病気なんじゃないかと考えて気血が滞りどんどん痛みがましたりなど。 身近な方に大きな病気の方がいらっしゃったり、タレントさんが病気を公表したりすると、自分に置き換えて不安になるのはわかりますが、体調を崩す方はその後どんどん深堀してより不安がひどくなっていってしまいます。 深堀の方法はスマホによる検索。 スマートフォンが普及してから気軽に検索できるようにな ・・・
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漢方相談
年を取ってくると、手、足、腰、肩など様々な関節の痛みや痺れが出てきやすくなります。 一般的な膝痛、腰痛から脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニア、手根管症候群、四十肩、五十肩など。 色々な治療を行い、中には漢方薬も飲んでいるのになかなか痛みや痺れが良くならない方がいらっしゃいます。 当店でもしっかりと問診を行い、骨の漢方、血流を良くする漢方、風寒湿を取る漢方などを用いて、処方としてはバッチリあっているはずなのになかなか良くない、良くなってもすぐに悪化したりするケースがあります。 そういう場合は、気が影響しているケースがほとんどです。 どういうことかというと、長い間、痛みや ・・・
認知症は高齢化社会や核家族化が進むにつれ、とても切実な問題です。 ただ西洋医学では認知症を完治させる薬はないとされ、進行を遅らせる薬や生活の質を高めるといったお薬しかありません。 年老いた方の物忘れなどは老化であり病気ではありませんが、比較的若い50代後半から60代前半の方でも認知症と診断されているケースが増えている感じがします。 当店でも認知症のご相談はそう多くはありませんがおうかがいしています。 どこに行ったか覚えていない、どこに置いたのかわからない、ついさっきしたことを忘れるなどのご相談から、ずっと同じことを話している、軽い妄想がある、表情に乏しくあまり話さな ・・・
春は「肝」の季節と言われ、暖かくなり植物が芽生え、体の陽気が高まってきます。 それとともに心身の働きも活発になりますが、自律神経が過剰に働きすぎるとバランスが乱れ、自律神経の症状が現れやすくなります。 今年は気温が上がったり下がったりの差がとても激しく、初夏のように暖かくなったと思ったら寒波が繰り返し来たりと、寒暖差の激しい厳しい春でした。 そして今はもう初夏のような陽気。 体も心もついていけず、体力、とくに「心」の消耗した方がとても多い気がします。 漢方相談で来られている方にも、 色んなことが不安に感じる 落ち込みがひどく時に涙が出る やる気がでない 怖い夢、不快 ・・・
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