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3年越しの慢性蕁麻疹が漢方で全く出なくなりました

 

 

【40代前半 女性】

 

3年前から蕁麻疹で悩み皮膚科に通われていました。

蕁麻疹の原因はとくにわからず、

レボセチリヂン、オロパタジン、エピナスチン、フェキソフェナジンなど

色々な種類の抗ヒスタミン剤を飲まれていましたが、

少し効果はあっても接触などの刺激を受けるとすぐ蕁麻疹が出てしまっていました。

部位は、手足の甲、うで、太ももなどほぼ全身。

夕方やお風呂の直後がひどく、赤くふくれかゆみが強くありました。

とくに生理一週間前が一番ひどく薬を飲んでも全く治まりませんでした。

そこで漢方で体の中から根本的に改善できないものかと相談に来られました。

 

まずは蕁麻疹の原因を探ること。

皮膚科では原因不明とのことでしたが、体の中の余分な湿(水分)と不要な熱が原因でした。

体の状態から生活習慣、食生活に至るまで詳しくおうかがいしたところ、

必要以上の水分摂取と代謝力の減少による余分な湿と

体を温めるものの食べすぎによる熱とストレスによる熱の発生が原因でした。

そこでそれぞれを改善していく漢方を調合しお渡し。

あとは生活習慣について細かくお伝えしました。

飲み始めて3週間で蕁麻疹が出ない日が3年ぶりに出てきたとのこと。

その後少しずつ微調整しつつ漢方を処方し、皮膚科の薬なしでも蕁麻疹がほとんど出なくなりました。

卒業までもう少しかなと思った矢先、また蕁麻疹が少し出てくるようになりました。

生活習慣はきちんと守られているとのこと。

再度細かく質問すると、暑くなってから毎日冷やした果物をたくさん食べられていました。

甘いものは湿の性質を持つ食べ物で、果物はとくに水分も豊富に含み、

さらに冷やして食べていたことから胃腸が冷え代謝能力が下がってしまっていました。

再度、食生活についてお伝えしながら漢方を飲んでいただくと

蕁麻疹は全く出なくなり、漢方も無事卒業することができました。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:じんましん

 

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