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相談事例

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突発性難聴後の耳鳴り、難聴

 

 

 

【30代前半 男性】

 

2年前に突発性難聴を発症。

右耳の耳鳴り、難聴とめまいを起こしすぐ病院を受診されました。

ステロイド投与などを行いめまいは治まりましたが

難聴と耳鳴りは残ったまま、1か月後に治療の終了を告げられました。

その後良くなることはなく、ご家族の勧めで相談に来られました。

 

耳鳴りは忙しい時や疲れている時は高く大きい音がし、

落ち着いている時は低いザーっという音がするとのことでした。

また難聴については低い音は聞こえていましたが、

高い音や小さな音、細かい音は聞こえにくいとのこと。

右耳はつねに膜で囲われているような感じがしていました。

 

発症から2年経っているため、正直なところ良くなるかどうかわからない

とお伝えした上でご了解のもと治療を行いました。

この方はお仕事柄夜勤が多いため睡眠状態が非常に悪く

それが発症の原因の一つでもあり改善を妨げていました。

方法としては籠った耳をこじ開けつつ、

弱った腎と気を補い、肝胆を整えていくという方法をとりました。

漢方としては4~5種類、しっかりとした量で処方しました。

すると飲み始めて4か月、耳の膜の感じがとれ音がクリアになってきました。

耳鳴りについてもずっとあったのが、時間的には収まっている時も出てきました。

また、お仕事がとても忙しいためいつも疲れ気味でしたが

漢方を服用してからはあまり疲れなくなったとのこと。

そのまま処方の内容を調整しつつ続けること5か月、

疲れている時は少し聞こえは悪いですが、日常的にはあまり困らなくなってきました。

耳鳴りも忙しい時に少ししていますが

ほとんど気にならなくなってきたとのこと。

さらなる改善を期待して現在も服用を続けられています。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:突発性難聴耳鳴り・難聴

 

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