漢方財 漢方財
柚花漢方のブログ
オリジナルマーク

相談事例

consultation

生理周期がバラバラ、無排卵で排卵誘発剤が効かない

 

 

【30代前半 女性】

 

妊娠を望まれていましたが生理周期がバラバラでタイミングもとれず

当店で妊娠されたご友人の紹介で相談に来られました。

 

話を詳しく聞いてみると生理周期がかなり乱れていました。

14日で生理が来たり、2か月来ないことがあったり。

それがたまにではなく毎周期バラバラで整っている時が全くありませんでした。

基礎体温ももちろん一層で排卵していない様子でした。

経血量もバラバラですごく多かったり少なかったり。

 

現在の子宮の状態をしっかりと把握するため婦人科への受診をおすすめしました。

するとLH、FSHなど数値は全く問題なし。

婦人科の先生もなぜ卵胞が大きくなったり排卵しないのかわからないということで

不妊治療専門クリニックを紹介されました。

そこでも検査値は問題なく、排卵誘発剤を出されましたが

薬をかえても先生の思い通りに排卵せず治療を悩んでおられるようでした。

 

この方は生理周期だけでなく、お体の状態があまり良くなく

根本的に体を高めていく必要があると強く感じられました。

ひどい貧血があり毎日大量の氷を食べる

倦怠感がひどくちょっと動いただけでも強い眠気が襲ってくる

冷えがきつく体中が冷え、夜は電気毛布なしでは寝られない

夜中目が覚めるとその後眠れず常に睡眠不足

低い耳鳴りが常時している

経血に大きな塊が多数ありひどい時は漏れるほどの大量出血がある

など不調を上げればきりがないほど体の状態が乱れていました。

 

そこでまずはしっかりと体の状態を上げることを目標に処方を組みました。

服用すること8か月。ようやく周期も整いはじめ排卵するようになり

基礎体温も二層になってきました。

体も上向きでだいぶ元気に過ごせるようになってきました。

そこでクリニックにて体外受精を開始。

処方を採卵用に変更しトライしたところ

今まで何を飲んでもうまく育たなかった卵胞がしっかりと育つようになり

採卵後4ABの胚盤胞が二つ凍結できました。

そこで移植周期に入りましたが内膜が育たず移植中止。

再度処方を変更すると今度は内膜も厚くなり無事移植でき、

HCG256と妊娠陽性の判定。

その後も妊娠を継続させる安胎の漢方を飲みながら、無事出産を迎えられました。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:不妊症

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

漢方薬局 柚花香房

大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101

問い合わせ:06-6816-9677

TOP