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PGT-A正常胚移植でも妊娠できない原因

 

 

【40代前半 女性】

 

体外受精による不妊治療を頑張られており

2つの不妊クリニックで計8回の移植を行われていました。

8回のうち4回は着床しましたが途中で流産になってしまい

漢方で何か対策できないかと九州からお越しになられました。

 

一番の原因として考えらえたのが子宮腺筋症。

医師によっては手術が必要という先生もいらっしゃいました。

そのためクリニックではリュープロレリンを使い

少しでも腺筋症を小さくしてから移植との方針で治療されました。

 

ただ東洋医学的に診ると、腺筋症だけでなく

体の色々な部分のバランスが崩れていました。

冷えが強く顔はほてりやすく、

体力があまりなく常に疲労感を感じていました。

また体のむくみがひどい

下半身に冷えを感じ1時間に1回トイレに行きたくなる

便秘がちで常に残便感がある

アトピー体質で湿疹や吹き出物がよくできる

肩こりがひどく腰痛持ち

常に頭痛がしている

たまにめまいがしてグルグル回る

雨の日は頭痛がしたり体が重く感じる

白髪が増えてきて髪の毛がよく抜ける

ストレスにかかりやすくそこから体調を崩しやすい

不調は上げるだけで数えきれないほどでした。

 

子宮の状態もいいとは言えず

不正出血がたびたびあったり

経血が漏れるほど多く、黒く大きい塊もありました。

 

とにかく体、子宮の状態を上げるために

漢方や生薬を数種類調合し様子を見ました。

来局された際、PGTーAで問題のない卵が2つ凍結してあったため

移植に備えてホルモン状態を良くする生薬製剤や

子宮内の炎症を抑える松の製剤も飲んでいただきました。

体を作ること3か月、移植を行いましたが結果は陰性。

クリニックの先生も不思議がるほどでした。

正常胚を融解する際壊れた可能性もありましたが

年齢も44歳で着床を維持する力が想像以上に弱いのが原因ではないかと考え

腎陽を強くしとにかく維持力を高める処方に一部変更。

すると次の移植で着床し胎嚢、心拍確認と順調に進み

無事卒業されました。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:不妊症40代妊活

 

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