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相談事例

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体がだるくて学校に行けない

 

 

【10代後半 女性】

 

高校生で勉強やクラブ活動と元気に学校生活を楽しんでいましたが

1か月前から急に朝起きれなくなり

学校にも通えなくなってしまいました。

病院でCTや心電図など色々調べてもらいましたが異常はなく

特に薬も出ませんでした。

整骨院にも通いましたが良くならず

友人の紹介で相談に来られました。

 

詳しく話を聞くと、クラブは文科系でしたが強豪校で

とにかく練習が厳しく朝早くから授業の後夜遅くまで練習。

土日も練習でほぼ休みがなく睡眠時間も少ないとのことでした。

学校を休んで睡眠を長めにとると

夜になるとましになりましたが朝がとにかくだるい様子でした。

 

だるさ、倦怠感の原因を考えると

一つ目は厳しいクラブの練習による気(エネルギー)の消耗、

二つ目は毎日の練習で心を休める時間がなく、心のバランスが乱れている

そして三つ目はお医者さんと整骨院の先生のアドバイスが原因でした。

ともに水分不足が原因かもとのことで水分をたくさん摂るように指示されていました。

そのため頑張って水分を摂りすぎてしまい、余分な水が体内に溜まり体が重く感じていました。

雨の日が特に体調が悪く、だるさが増したり頭痛もするそうです。

睡眠をたくさんとっても倦怠感が抜けきらないのはそこに原因がありました。

 

そこで気を補う漢方、体に溜まった余分な水を抜く漢方、

精神のバランスを整える漢方を併せてお渡ししました。

そして水分は、必要以上に摂らないことお伝えしました。

すると2回目に来局時には倦怠感はとれ体は回復してきましたが

やるきがわかないとのこと。

漢方の処方を心の回復の方にシフトさせると

元気になってきて学校に行けるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:倦怠感うつ・パニック

 

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