【40代後半 女性】
婦人科の血液検査でTSHの値が0.01と低く、
紹介で甲状腺専門病院を受診したところ、バセドウ病と診断されました。
血液検査ではTSH:0.01、FT3:6.84、FT4:1.86、TSHレセプター抗体(TRAb):4.53
としっかりとバセドウ病の値を現していました。
症状はとにかく倦怠感がひどく、動悸、息切れ、体重減少の症状がありました。
病院からはメルカゾールを処方され、それで様子を見るとのことでした。
主治医の先生からは様子を見たいので漢方は控えてとのことでしたが
ご本人さんの強い希望で相談に来られました。
体の状態は、血の不足と滞り、それによる体内の熱の増加がみられました。
そこで陰血を補う漢方、血流を良くする漢方、上にのぼった熱を冷ます漢方
などを状態に合わせて調合しました。
さらに免疫を整える発酵食品も一緒にお渡ししました。
飲み始めて2か月で倦怠感や動悸、息切れはほぼなくなり、
体調もかなり良くなったと喜んでおられました。
その頃からTSHが急激に上がりはじめ改善の兆候が見られました。
そのため病院ではメルカゾールを減量。
そして飲み始めて5か月後にはTSHレセプター抗体が2.8と正常範囲内に戻りました。
その後状態も良いままで過ごされ
発症から9か月後の血液検査ではTSH、FT3、FT4、TSHレセプター抗体が全て正常値のため、
メルカゾールの服用も終了となりました。
さらにその3か月後の定期健診でも正常値のまま。
現在は再発予防のため、免疫の発酵食品だけ続けられています。
カテゴリー:バセドウ病
漢方薬局 柚花香房
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