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41歳、漢方を飲み最後の体外受精で妊娠

 

 

【40代前半 女性】

 

3人目を希望され体外受精を頑張られていました。

今までの5回の移植は全て陰性で着床もしていませんでした。

保険での移植があと1回でその前に漢方で体を良くし、いい卵を採れるようにしたいと相談に来られました。

 

最近の採卵では採卵数も少なく空胞が多いとのこと。

この時年齢は41歳でしたが卵巣機能を上げいい卵子を採るために、3か月は体作りに専念して治療をお休みしてもらうようにお伝えしました。

冷え性があったり疲れやすかったり、また中学生の頃からの腰痛や不整脈があったりと、体はあまり強くないようでした。

またFSHやPRLは高めで、経血も年齢とともに減ってきており、妊娠をつかさどる「腎」が弱ってきているように見られました。

血流も悪く、経血が黒かったり毎回レバー状の大きな塊がありました。

 

そこで弱った腎を高め卵巣機能を回復させる動物生薬を用いた補腎の漢方、卵子の質を良くする生薬エキスなどをお渡ししました。

そして崩れた体のバランスを整えるため、子宮の血流を良くする漢方、気を補う漢方、体の緊張を和らげる漢方などを調合しました。

漢方を飲み始めてから5か月後の採卵でAとBの二つの胚盤胞が採れました。

処方を移植用に変更し体を整えてから移植すると、6回目の最後の保険の移植で無事着床。

年齢からの腎の弱りから妊娠中のトラブルもありましたが、流産予防の漢方を飲みながらなんとか乗り切り、もうすぐ出産を迎えられます。

第二子から7年後の妊娠ということでとても喜んでおられました。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:不妊症

 

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