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子宮内膜症あり、10回目の人工授精で二人目妊娠

 

 

 

【30代後半 女性】

 

 

お二人目の妊娠を目指して不妊治療専門のクリニックに通われていました。

これまで人工授精を8回行いましたが全て陰性。

先生からは体外受精を勧められていましたが

できれば人工授精までで授かりたいと相談に来られていました。

 

AMHが低く、子宮内膜症や子宮筋腫がありました。

また生理周期が25日で、高温期が短めでした。

体調面では昔から冷えがきつく、特に足先は夏でも冷えているほどでした。

腎虚の兆候である腰痛があり、肩こり、頭痛もよくありました。

月経では経血量が少なく、小さい塊がたくさんありました。

年齢も39歳と卵の質も良くないことが推測できたため、

卵の質を良くする植物性の補腎薬と

高温期を強化し妊娠の維持力を高める動物性の補腎薬をベースに

子宮内環境を整え着床しやすくするために子宮の血流をよくする漢方、

生理周期を整える調経の漢方、気血を補う漢方などを調合しお渡ししました。

飲み始めてから少しずつ体調が上向きはじめ、

服用開始すぐの人工授精は陰性でしたが

服用して2か月後の10回目の人工授精でなんと妊娠反応陽性。

まだ体の状態がしっかりと上がりきっていなかかったため

妊娠後もしっかりと腎を補いつつ安胎の漢方を服用していただきました。

途中出血が続いたりと不安定な時期もありましたが

なんとか乗り越え無事安定期を迎えられました。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:不妊症

 

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