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相談事例

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進行中の緑内障、漢方の服用で視野欠損の1/2が回復

 

 

【50代後半 女性】

 

以前から左目が見えにくいと感じていましたが、眼科を受診すると開放隅角緑内障との診断。

急激に視野の欠損が進み視力が落ちてきたため相談に来られました。

 

大きな病院の専門外来を紹介され受診されていましたが治療は眼圧を下げる目薬だけでした。

左目が特に悪く、視野の3/4が見えておらず、右目も視野の1/4が見えず、見えている部分でもところどころ視野の欠けがありました。

黄斑前膜も少しあるとのこと。

裸眼の視力は両目とも0.03で、眼圧も当初は23~25ありました。

目もぼやーっとしていて目に力が入らず、細かな字も見えませんでした。

日常生活では仕事やご家族の病気などストレスも多く、過労気味で常に睡眠不足でした。

そのため心身への負荷が大きく、それが元々の体質と相まって緑内障を引き起こしているようでした。

 

そこで視神経へのダメージを和らげ視野を少しでも回復させるため、目を養う腎陰を補う漢方、ストレスからのダメージを和らげる漢方、炎症を抑え水分代謝を良くする漢方、血流を良くする漢方など調合しました。

そして崩れた体内のバランスを整えるための発酵食品も飲んでいただきました。

飲み始めてしばらくして、目に力が入るようになり少し見えるようになってきたとのこと。

続けていくと今までなんとなく見えていた部分がしっかりと見えるようになり、視野の欠けていたところも減ってきました。

続けるうちに、見えなかった鼻よりの上方や外側の部分も見えるようになってきました。

眼圧も現在では12と安定しており、9か月後の視野検査では右目も左目も当初に比べ、視野欠損部分の1/2が回復していました。

パソコン仕事なのでとても困り不安に思っていらっしゃいましたが、だいぶ見えるようになりとても喜んでおられました。

現在は、緑内障の進行を止め今の視野を維持するため、量を少し減らして服用を続けていらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:緑内障

 

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