【５０代後半 女性】
２年前の秋から急に顔の肌が荒れ始めました。
最初は唇と口のまわりだけで皮膚科のステロイドを塗ると良くなりましたが、やめるとひどくなるのを繰り返していました。
皮膚科も止めたりまた通ったりの繰り返しでしたが、今年の秋になり顔や体の肌がひどくなってきました。
口まわりだけでなく、顔の下半分全体と目のまわりから眉毛にかけて赤く荒れ、小さい湿疹もでき、痒みがあり掻いてしまうと黄色い汁が出てくるとのことでした。
顔だけでなくひじの内側や背中も小さな湿疹ができ荒れてきました。
塗り薬では治らないので漢方で体の中から根本的に改善したいと相談に来られました。
体の中に熱が溜まり炎症が起こっており、代謝が悪いため排出できていませんでした。
詳しくお話をおうかがいすると、熱の原因としてストレスや熱性の食べ物を多く摂られていることが分かりました。
そこで体内の陰を増やし熱を抑えるもの、熱を冷ますもの、ストレスを和らげるものなど漢方を調合しお渡ししました。
すると飲み始めて１週間経った頃からかゆみが治まり、赤みや荒れも取れてきました。
２回目に来られた頃には口のまわりが少し赤いだけで顔や体の赤み･荒れはほぼ改善。
その後も漢方を続け、２年間治らなかった肌の荒れがすっかりきれいになくなりました。
カテゴリー：皮膚のトラブル
漢方薬局 柚花香房
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