漢方財 漢方財
柚花漢方のブログ
オリジナルマーク

柚花漢方ブログ

blog

寒い季節におすすめの温灸

 

  朝晩冷え込むようになってきましたね。 インフルエンザや風邪なども流行っていますので体を冷やさないように気をつけましょう。   寒くなり冷えると悪化しやすい疾患、症状があります。 膝の痛み、腰痛、神経痛、肩こり、頻尿、夜尿症、下痢や便秘や腹痛などの胃腸のトラブル、生理痛、しもやけなど。 冷えると血流が悪くなり、免疫力が下がります。 そこでお家で手軽にできる「邵氏温灸器」のご紹介をします。   邵輝医学博士により開発された「邵氏温灸器」はお灸と違い熱くなりすぎず、跡も残らず手軽に毎日の生活に取り入れる事が出来ます。 邵氏温灸器には、温灸剤をセットする本体、温灸剤、 ・・・

病気(ガンなど)じゃないかと不安で心配

 

  病気(ガンなど)じゃないかと不安   自分はもしかしたらガンじゃないか?何かの病気なんじゃないか? と不安に感じることがあると思います。 きっかけとして何かの不調、家族や友人の病気、芸能人の病気のニュースなどを聞いて不安になったりします。 たいていの方はしばらくすると収まるのですが、ずっと考えてしまったり、スマホで病気のことを検索したりとだんだんと病的に心配になってくる方もいらっしゃいます。 何度も病院に検査に行ったりドクターショッピングになってしまう場合もあります。 ドクターもあらゆる可能性を伝えないといけないので、大丈夫だとしても病気の可能性が少しでもあることを伝え ・・・

体が疲れやすい方におすすめ 雑穀米

 

  秋らしい気候になって過ごしやく感じる日もありますが、急に気温が下がる日もあります。 体調を崩しやすいので、注意をしなくてはいけないですね。 疲れやすい、なんとなくだるい、胃腸の調子が良くない、お腹が張るといったご相談をよくお受けします。 原因は一つではありませんが、元々胃腸の弱い脾虚の方や、夏で胃腸が弱り一時的に脾胃の機能が落ちている方が多く感じます。   漢方薬で整えて行く以外にも、取り入れると良い方法があります。 お米を食べる事です。 最近では、炭水化物の摂取量を少なくしたり、主食をあまり食べないまたは全く取らないと言うような食事のスタイルをとる方が多くなっているようなのですが、古代か ・・・

子宮筋腫 漢方薬で小さくなる?

 

  子宮筋腫とは子宮筋層を構成する平滑筋に発生する良性腫瘍ので、発生・増大にエストロゲンが関与するエストロゲン依存性疾患です。30~40代の女性に後発します。子宮筋腫が発生することにより、過多月経、月経痛、不妊症などの症状が起こります。   子宮筋腫は発育方向によって3つに分類されます。   筋層内筋腫 筋腫が子宮筋層内に発生・発育するもので、子宮筋腫の約70%を占めます。 筋腫の発育により、子宮は増大し変形します。 子宮の変形により子宮筋の収縮が妨げられるため、月経時の下腹部痛や腰痛がきつかったり、月経が長く続いたりします。 3つの分類の中で一番多発しやすいのも ・・・

Category

子宮筋腫

骨粗鬆症の薬を飲みたくない。。骨密度を上げる方法

 

最近ちょこちょこおうかがいする相談として 「骨密度を上げたい」 「骨粗鬆症の薬を飲みたくない」 というご相談です。 整形外科等で骨密度を調べて値が悪いと骨粗鬆症の薬をすすめられますが、飲みたくないという方が多くいらっしゃいます。 というのも、飲んでる間は抜歯などの歯科治療ができない、消化管に副作用が出やすい、服用後30分は横になってはいけないなど色々な制約があるからです。 そういう方のために漢方でも対応できる処方がたくさんあります。 というのも漢方では骨に対する治療法が確立されています。   漢方では骨は腎がつかさどります。 腎は精を蔵し、精は髄を生じ、髄は骨を養います。 すなわち骨 ・・・

秋バテ? 胃腸の不調、体の疲労感、めまいのご相談増えています

 

  最近やっと秋らしくなり、比較的涼しい気候が続いています。 ただ秋は台風などの影響で気圧の変化が激しかったり、朝晩の気温差で自律神経が乱れやすくなったり、体に不調が出やすい季節でもあります。   ここのところ夏の疲れの影響が出ている方のご相談が増えています。 「夏はなんとかやり過ごして来たけれど涼しくなってから、体のだるさがきつい。」 「めまいがして病院に行くと三半規管の乱れと言われて、メリスロン、アデホス、セファドールなどの薬を処方されて飲んでいたけれどまだすっきりしない。」 「食欲が落ちて、胃が重くてつかえたかんじがする。」 などの症状です。   今年も猛暑の影響で、 ・・・

自分に合う善玉菌を育てよう

 

  先週の日曜日に腸活の勉強会に参加しました。   自分の腸内環境は自分が生まれてから摂ってきた食事や生活習慣などに影響を受けています。 腸内には約1000種類の細菌が、およそ100兆個も生育していると言われています。 スーパーなどで色々売られているヨーグルトや乳酸菌飲料には「〇〇株」などと特定の種類の乳酸菌が使用されていて、自分の体に定着して不調をすぐに改善してくれそうに思えます。 ですが、自分の腸には自分が連れ添ってきた腸内細菌がいて、なかなか新しい乳酸菌が定着するわけではないそうです。 自分の体に合うものが見つかれば良いのですがそう簡単ではないかもしれません。 私もこの事を知る ・・・

甘いものがやめられません

 

  まだまだ気温は高いですが、それでも真夏の蒸し暑さは少し影をひそめ、秋の空気が感じられる日もでてきました。   秋といえば食欲の秋。美味しい果物などの食材が豊富な季節ですね。 ただ、果物の食べ過ぎは脾胃を冷やしてしまうので一度に大量に食べるのは控えましょう。 特に胃腸の弱い方や気が不足している方は弱りやすいので注意が必要です。   漢方相談をしていて「甘いものが好きで食べ過ぎてしまう」と話される方が時々いらっしゃいます。 甘いもの、美味しいですよね。 お茶と一緒にいただくとホッとします。 ただ、食べ過ぎとなると体にはあまり良くありません。 漢方的には湿がたまり、 ・・・

緑内障?脊柱管狭窄症?バセドウ病?漢方で効果のある意外な疾患

 

  世間一般のイメージとして、漢方薬が得意だと思われている疾患は、葛根湯や漢方胃腸薬などに代表されるCM等に出てくる病名だと思います。 ざっと挙げてみると 胃痛、胸やけ、食欲不振などの胃腸疾患 風邪などのウイルス性疾患 更年期、生理不順、PMSなどの婦人科疾患 と言ったところかと思います。   ですが漢方薬はしっかりと体質や体の状態を診て処方すると、色々な疾患に効果を発揮します。 驚かれるところでは 緑内障、突発性難聴など感覚器の疾患 脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、ヘパーデンなどの整形外科系疾患 シェーングレン、バセドウ病、ベーチェット病、全身性エリテマトーデスなどの免疫疾患 ・・・

Category

漢方相談

皮膚疾患の方が控えてほしい食べ物

 

  湿疹、にきび、吹き出物、慢性じんましん、尋常性乾癬、アトピー、手荒れ、肌荒れなど、様々な皮膚のお悩みの方が漢方相談に来られます。 状態をおうかがいし漢方の処方を決めていくのですが、皮膚疾患にとって食生活はとても重要なので、食事のアドバイスは必ずします。 その中で食べない方がいいもの ほぼ全員に当分止めて下さいとお伝えするものは   牛乳   と   唐辛子などの辛いもの   です。 牛乳は体に湿(余分な水分)で、唐辛子は熱(炎症)です。 牛乳をたくさん摂るのはお子さんが多く、唐辛子はもちろん大人の方がほとんどです。 お子さんの皮膚疾患などは ・・・

TOP