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体の免疫を上げる方法と漢方

 

  最近はしかの感染者が増加しているというニュースを目にします。 色々なウイルス流行のニュースが流れるたびに心配になりますよね。 その時に「なにか体に良いものはありませんか?」とご質問を受けることがよくあります。 対策としてはマスクをしたり、混み合った場所を避けたりといったことなどが上げられますが、最終的にはやっぱり自分の体の免疫を上げておくのがとても大切だと実感します。 免疫が正常に働いていると人は病気になりづらいですが、どういった時に免疫力が下がりやすいのでしょうか?   免疫を下げてしまうこと *体を冷やす、いつも冷たい物をとっている。(低体温は体の抵抗力を下げます。また血流が ・・・

幸せの便り

 

  12月、1月は妊娠報告、出産報告が続々と来ています。 先日も女の子を無事ご出産されたとご連絡いただきました。     かわいらしい寝顔ですね。 幸せなご様子が目に浮かびます。 お写真の赤ちゃんは二人目で 当店で一人目、二人目と妊娠のお手伝いをさせていただきました。   妊活中はつらく、苦しいこともありますが 出産後、赤ちゃんを連れてきてくださる際は 皆さんいい笑顔をされていてとても幸せそうです。 今後も少しで多くの方の笑顔が見れるよう 頑張っていきたいですね。       貴文       ・・・

食べ過ぎに漢方の消化剤

 

  1月7日は七草粥の日でしたがみなさん食べられましたか? 年末年始のごちそうで疲れた胃腸を休めてくれる春の七草のおかゆで、 無病息災の願いも込められてきた風習です。 七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)は 消化の促進や利尿作用などの働きを持っています。   昔から漢方医学では薬食同源を実践してきました。 そして、食べ物が薬に、もしくは薬が食べ物になることがよくありました。 例えば、古代の医学書「傷寒論」の処方「桂枝湯」は 初期の風邪などの治療に使われる漢方薬ですが、 その材料はショウガやシナモン、なつめなど台所にあるもので 寒い時期によく ・・・

お屠蘇お配りしています

 

  今年も残すところ1か月ですね。 当店では毎年お屠蘇をお配りしていますが 今年も本日よりお渡し始めました。     日本では、元旦の朝、家族一同がそろってお屠蘇を飲む風習があります。   最近はお正月の過ごし方も多様化し お屠蘇を飲まれないご家庭も増えてきました。 お屠蘇をご存じない方もいらっしゃるかと思うので 少しお屠蘇の話をしたいと思います。   お屠蘇とは、屠蘇散あるいは屠蘇白散といい、実は漢方処方なのです。 中国の三国時代の名医、華佗が生み出した処方です。 三国志を読んだことのある方でしたらご存知の名前かと思います。 唐の時代に中国から日本に伝 ・・・

寝つきの悪い夜におすすめ*ホットタオル

 

  寝つきの悪い夜にはホットタオルがおすすめです。   ホットタオルの作り方 ① タオルを水にぬらして軽く絞る。 ② タオルをラップで包んでから電子レンジで500W~600Wで30秒~60秒くらい温めます。 ③ 取り出したタオルをビニール袋などに入れるか、別の乾いたタオルでくるむ。 取り出すときは熱いので注意してくださいね。   出来たホットタオルで、仙骨(おしりの上あたりの硬い骨)を温めるのがおすすめです。 仙骨は骨盤の中央にある逆三角形をした骨のことで、 ここを温めると副交感神経の働きが良くなりリラックスし眠りやすくなります。 冷え性や腰痛、婦人科系の症状にも ・・・

寒暖差による体調不良に注意

 

  10月に入り急に気温が下がったと思ったら、 日中と朝晩の気温が10℃以上ある寒暖差の激しい日が続いています。 このような気温の変化は、体にとても負担がかかります。 寒暖差で体調不良を感じている方も多いそうです。 過ごしづらい気候ですが少しでも体を弱らせない対処法としては   ①十分な睡眠をとる 睡眠が少ないと体の気が減り、外気の影響を受けやすくなります。 睡眠をしっかりととることで体温を保ちます。   ②服装を調節する 朝は冬のような服装でちょうどでも、 昼間は薄めのシャツでも過ごせるほど暖かくなったりもします。 調節しやすい服装で気温に対処しましょう。 &n ・・・

久々の再会

 

  コロナも5類になり、今年は友人達と会う機会も増えてきました。 先日、精神科医、歯科医の友人達4人で集まりました。 医療系の友人たちは今までは特に気をつけられていたので 久しぶりに会う友人もいました。   同じ医療系の職業なので、病気の話、治療の話、患者さんの話から 昔懐かしい話までとても楽しい時間を過ごせました。 みんな色んな悩みを抱えていますが 根本の考えは一緒なんだなあと安心したり。 楽しい時間はあっという間に過ぎ 翌日仕事のため一次会で解散しました。   分野は違えと勉強になることもたくさんあり 日々の仕事にも活かしていけそうです。 友と自由に会えるとい ・・・

小学校の卒業アルバム

 

    先日実家で探し物をしていたら 小学校の卒業アルバムが出てきました。   アルバムには写真だけでなく卒業文集という 後から読み返すには恥ずかしすぎるものがついていました。 読んでみるとやはりむちゃくちゃな内容でしたが 途中「漢方薬を飲んで元気になったので人の役に立ちたい」 みたいなことが書かれていました。 何を書いたか記憶になかったのでびっくりしました。 それを見た昌子先生が 「なるべくして今の職業になってるね」とつぶやいていました。 そうやったんかと今さらながら思いました。   というちょっとした日曜日の出来事でした。     ・・・

帯状疱疹後神経痛の漢方薬

 

  帯状疱疹がとても増えているそうです。 帯状疱疹は中医学では 「纒腰火丹」、「蜘蛛瘡」、「蛇串瘡」などと呼ばれています。   帯状疱疹で辛いのが痛み。 発疹が消失したあとも神経痛が残るケースが非常に多いです。 ピリピリ、ズキズキ、ヒリヒリとさまざまな痛みをきたします。   漢方的に捉えると気滞血瘀、気虚血瘀の証型が多く 気と血にアプローチする漢方を組み合わせて使います。 とはいえ頑固な痛みになるとなかなかとりきれない場合が多いのですが ある種の動物生薬を用いた漢方を併用するととてもよく効くケースがあります。 数年前まであったのですが生薬の不足、高騰で販売中止にな ・・・

妊娠率を高める一番おすすめの漢方は何ですか? 不妊漢方治療Q&A

 

  不妊漢方治療Q&A25   Q.現在妊活中です。妊娠率を高める一番おすすめの漢方は何ですか? A.原因に応じた漢方を服用するのが一番いいのですが、  しいて一つだけと限定するなら加味逍遙散がおすすめです。   妊娠できない原因は人によって様々で100人いれば 100通りの体質・漢方処方があると思っていただいた方がよいです。 不妊・妊活相談で私どもが用いる漢方はざっと考えても下に記載したくらいはあります。 温経湯、温胆湯、黄耆建中湯、葛根湯、加味帰脾湯、加味逍遙散、冠心二号方、 帰脾湯、芎帰膠艾湯、芎帰調血飲第一加減、亀鹿二仙膠、桂枝湯、桂枝加竜骨牡蛎湯 ・・・

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