漢方財 漢方財
柚花漢方のブログ
オリジナルマーク

相談事例

consultation

突発性難聴による耳鳴り、つまり、反響、聴力低下

 

 

 

【30代後半 女性】

 

3週間前に突発性難聴を発症。

耳鼻科では経度と言われましたが

投薬治療では症状が治まらず相談に来られました。

 

高音が聞こえにくく反響し、女性の声が聞こえづらく何を話しているのかわからない

耳に水が入っているような閉塞感がある

ピー、キーンというような高い耳鳴りがある

などの症状があり、

芸能のお仕事のためとても困っていらっしゃいました。

お仕事は過酷で、大音量の中、炎天下などの仕事もあり

仕事がら睡眠も不規則で、夜中起きていることも多々ありました。

耳の症状以外にも体調を崩され

体に熱がこもったような状態で手足に熱感がありました。

汗が異常に出るようになり常に痰もからみ、

目の充血や雨の日の体調不良もありました。

 

お仕事や睡眠不足による腎陰の消耗から発生した不調と考え処方を組みましたが

いまいち急性の症状がおさまりきらず

体内の余分な水分を排出させる漢方を配合。

すると反響や閉塞感が改善し始め、耳鳴りも当初ほど気にならなくなってきました。

体の熱のこもりも取れだしてきたため処方を増強。

続けるうちに耳の症状はだいぶ良くなってきましたが

仕事が立て込み体が疲れてくると

小さくなっていた耳鳴りが大きくなったり聴力がまた落ちたりと

良くなっては悪くなるのの繰り返しでした。

そこで、過労、睡眠不足による、気と陰の補充を中心に処方を組み立て

生活面については、寝れる時はとにかく早く寝ていただくようお伝えしました。

その後だんだ体力もついてきて

少し仕事が大変なくらいでは耳は悪化しなくなりました。

漢方も無事卒業されお仕事も頑張っておられます。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:突発性難聴耳鳴り・難聴

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

漢方薬局 柚花香房

大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101

問い合わせ:06-6816-9677

TOP