不妊症イメージ画像 不妊症イメージ画像
男性不妊
オリジナルマーク

男性不妊

infertility
  • 不妊に悩む夫婦

昨今、男性不妊についての研究が進んでおり、最新のデータでは不妊の原因は男性因子が55%(男女両方の原因も含む)と言われています。「男性の精子数が年々減少している」との論文が海外で発表されていますが、2006年の聖マリアンナ医科大学の岩本教授らを含む日欧の国際共同研究によると、日本人男性の精子数は調査した欧州4カ国・地域よりも少なく、世界最下位であると報告されています。
原因としては日本の男性のストレス(活性酸素)増大と食生活、睡眠不足についての影響を言われています。ファーストフードやコンビニ食の増加との影響も懸念されるところです。

精液検査の値はWHOでは下記のように示されています。

  • 精液検査
    2010年WHO基準
  • 精液量
    1.5ml以上
  • 精子濃度
    1ml中に1500万個以上
  • 精子運動率
    40%以上
  • 正常形態精子
    4%以上

WHOの基準値が妊娠への正常値であると思われがちですが、この指標は過去1年以内にパートナーが妊娠した男性の精液検査で、下から5%の方の数値を示したものです。この値以上だと妊娠に問題ない精液量というわけではありません。
各クリニックでも必要精子濃度にはばらつきがありますが、私共では自然妊娠を希望する場合は1.5ml以上、精子濃度3000~4000万/ml以上が必要かと考えています。

西洋医学からみた
  男性不妊の原因

cause
  • 西洋医学の男性不妊

造精機能障害

健康な精子を十分な数作れない
・検査値からみた分類
無精子症:精液中に精子が全く見つからない。
乏精子症:精液中の精子の数が少なく、精液1mlあたりの精子数が2000万個未満。
精子無力症:精子の運動性が低い状態。動く精子の割合が全体の50%以下。
精子奇形症:奇形精子が多く、正常な精子が全体の30%に満たない。

主な原因

非閉塞性無精子症・染色体異常・精索静脈瘤・内科系疾患・ストレス・逆行性射精

精路通過障害

精路にトラブルがあり精子を運べない状態

主な原因

閉塞性無精子症・精巣上体炎・逆行性精子

性機能障害

勃起障害や射精障害

主な原因

内科系疾患・ストレスや精神的要因・誤ったマスターベーション・逆行性射精

主な治療

精索静脈瘤や軽度の精管の詰りは外科的手術を行います。また精巣上体炎や逆行性精子などは薬物治療を行うこともあります。
ただ精子数の減少や運動率の低下においては、改善させる明確な方法がないのが現状です。
その場合体外受精を行うことになります。
精子が全く見つからない場合は精巣にある精細管から精子を採取するmicro TESEが行われます。

東洋医学から
  男性不妊の原因

cause
  • 東洋医学の男性不妊原因

腎精不足:根本的な精力の不足。生まれつき弱い体質や、栄養不良、病気が長引くことによって起こりやすい。性欲不足、精子減少、運動率低下の原因になる。

腎陽虚:腎の陽気が不足した状態。寒がりで骨や排尿系が弱いことが多く、性欲不足、精子減少、運動率低下の原因になる。

腎陰虚:腎の陰液が不足した状態。精子数減少、精液量減少の原因になる。

気滞血瘀:体にストレスがかかり巡りが悪くなっている状態。精子数、精液量、運動率、性欲など全般的に影響を及ぼしやすい。

気血両虚:体が弱った状態。精子数、運動率、性欲低下の原因となる。

主な治療

基本は生殖機能をつかさどる「腎」を強化する漢方薬がメインとなりますが、男性はとくに仕事などのストレスから気が停滞したり、気が消耗したりすることで精子の状態が悪くなっていることも多く、その部分を治療するだけで精子の状態が改善することも多くあります。
また、勃起障害、射精障害などは精力剤を服用というのが世間での一般的な対処法と思われがちですが、実際に精力剤が必要な場合よりも、どちらかというと、日々のストレスや、子作りのための夫婦生活へのストレスからうまくいかない場合の方が多いです。その場合はリラックスする漢方薬を飲みながら、ちょっと生活面を工夫することで子作りがうまくできるようになります

最新の男性不妊
  遺伝子の損傷

infertility
  • 不妊に悩む男性

現在わかっている男性側の原因による不妊症で最新のものが遺伝子の損傷です。精液検査では精子数、運動率などに全く問題がなくても、精子のDNAが損傷していることで妊娠、出産に至らないことがわかってきています。
実際の相談にあたっていると、精液検査がよくてもご主人様が40歳以上の場合、生活習慣が著しく乱れている場合はDNAの損傷があるのではないかと感じられます。とりわけ着床前診断についてのご相談でご主人さんに漢方を服用してもらうことで染色体異常が改善されることがよくあります。当店では精子の遺伝子の損傷という面からも漢方のアプローチを行っています。

その他の症例

other cases

不妊症について、詳しく分かりやすく、ご説明しております。下記の項目よりご参照くださいませ。

TOP