【２０代後半 男性】
結婚してからしばらく経つが子供ができないため、３か月前に不妊症専門クリニック受診したところ、乏精子症と判明。
初回の検査では精子数が１０万/ｍｌで奇形率も高く、その後数回の検査でも改善が見られなかった。
顕微授精を行うためTESEにて精子の採取を試みるも採取できず、Dr.の判断でしばらく様子をみることに。
以前漢方薬で体調が改善した経験をお持ちの奥様のすすめで御来局されました。
トイレが近く、のども常に渇いている。
汗をかきやすく、偏頭痛も月１回の頻度で起こり、痰もよくからむ。
湿度の高い日は体調がよくない。
また、仕事がら夜勤が非常に多く睡眠が不規則であり、そのため熟睡できないことも多いとのこと。
腎精虚、気虚血瘀と判断、また気滞や痰濁もあり。
腎を強力に補うもの、視床下部に作用し精子の状態を改善するものをベースとして
体調に合わせて、気を補うもの、痰湿を取り除くもの、血の巡りをよくするものを飲んで頂きました。
また、生活面についても出来る限りの範囲で見直して頂きました。
飲みはじめて半年くらいで精子濃度が良くなってきたため再度TESEを行うことになりましたが、
手術直前の検査で顕微授精に必要な精子が十分とれたのでTESEを行わずに済んだとのこと。
１０個以上の受精卵ができたため凍結保存され、時期を見ながら次のステップに進まれています。
カテゴリー：男性不妊
漢方薬局 柚花香房
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