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不妊治療では当帰芍薬散はあまり使いません

 

 

 

不妊治療で漢方と言えば婦人科さんでは当帰芍薬散がよく使われますが

当店では子宝のご相談では当帰芍薬散はあまり使いません。

というのも当帰芍薬散が効果がないというわけではなく、

他にもっと効果のある漢方薬がたくさんあるからです。

 

当帰芍薬散は漢方の古典でもある「金匱要略」に記載されていますが

「婦人懐振、腹中こう痛するは、当帰芍薬散これを主る」

と書かれています。つまり妊娠中の腹痛に用いられます。

 

一般的な効能は補血利水であり、血を補い体内の水を外に出す作用があります。

妊娠に関係する血の部分では補血効果のある生薬は当帰と白芍しかなく、

血流をよくする活血の作用も当帰、川芎だけであり、

血に関してはきわめてマイルドな作用の処方です。

子宝相談で使用する場合、他の処方と組み合わせて用いることはあっても

当店では単独では使うことはまずありません。

補血には当帰、白芍に加え、地黄、阿膠、動物薬など血を補う作用の強い生薬が必要になりますし、

血流をよくする活血についても桃仁、紅花、丹参、牡丹皮、三七など様々な生薬が必要です。

また、妊娠力を上げる補腎の漢方や生理を整える調経の漢方、気を動かす気剤なども必要になります。

 

不妊症の原因は複雑で、軽い場合を除いて当帰芍薬散だけで解決することは難しいと思います。

 

 

 

 

 

 

貴文

 

 

 

 

 

 

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

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大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101

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